１巻から１０巻まで読みました。
１０巻が、２０１６年１１月３０日に第１刷発行。
ずいぶん前のマンガですが、今日読み終わりました。
ドラマは観ていたのですが、マンガはいままで、読んだことなくて。
古本屋に行くと全巻売っていたので、すぐにほしくなって、買いました。
中原さんは、ギャグのセンスがいいですよね。
大阪の新喜劇も好きそうですし、
男女の会話のやり取りが、
かわいいじゃれあいで、微笑ましくなりますよね。
照れずに読めます。
なので。
男性にもおすすめ。ですよ。
ドラマでは、主任役のディーン様、ミチコ役の深キョン。
とっても素敵なのは、当たり前だったのですが、
ドラマの最上ＬＯＶＥだった、私は、
（当時、三浦翔平さんが大好きで。
出ているドラマは欠かさず見ていたので、
違うところで、萌え♡♡になっていました。
ははは）
あまりドラマの展開、見てなくて。
え、っと。
結局、どんな結末だった？
というぐらい、
最上君の登場に気を取られていたので、
改めてマンガを読んで、
ミチコ…良かったね。
という感想になりました。
しかし、兄夫婦のことが、マンガとドラマでは、
設定が違うかんじがするのだが。
まあ、いいか。そこらへんは…。
それか、ドラマは、もう一度観直してみてもいいかなと
思っています。
マンガでは、弟の将来を思って、俳優の夢をあきらめて、家業を継ぐお兄さん。
それを支える春子さん。
春子さんも、結婚してお兄さんを支えるために、実家の花屋を廃業します。
主任（黒沢歩）は、自分のために夢をあきらめたことに腹を立てています。
家族思いだけど、一方的に話す父親とも折り合いが悪い主任。
家族関係が微妙になっているのですが、
良かれと思ってしてるんですよね…。みんな。
まあ、あなたのためよってやつは、時に本人にとって、毒にもなりますよね。
受け入れがたいというかね…。
とはいえ、それも人生かな。
自分のためだけに頑張ろうっていうのも限界があって。
人のためだったらがんばれることもあるし、
自分のことはどうでもって、後回しになるとバランス崩して、
体調壊したり心折れたりするから、ほどほどなんだけどね。
誰かのために頑張ってみたいな、
自分のことも忘れずに成長したいな。って気持ちになれるといいな。
と思っていますが、なかなかうまくいきませんね。
最終巻では、ミチコのほうからプロポーズしてますが、
うまくいってません。
そうだよね。
結婚、今の男性にあまり魅力ない制度ですもの。
嫁らしいことは、世の男性、できそうですよね。
家事全般は、嫁がしなくても
家電を駆使してしまえば、男性女性関係なく、
いやいや、子供だろうと使いこなせてしまう料理とかできてしまうし、
そもそも家で食事する必要もないんだし、
材料切ったり焼いたりしなくても、
電子レジで調理。
さらには、宅配で毎日おいしい料理が手に入る。
なんてこてことも。
掃除にしても、ルンバがいるし、（あ、うちにはいませんが）
それなら世の男性陣は、何を理由によし！結婚しようと思うのでしょうか？
その答えは、このマンガにあるように思います。
黒沢とお父さんとの会話。
そこが、母世代の私としては一番の好きなシーンでした。
