上の写真のように、中の人になるという体験をしてきました。
会社のゆるキャラのためフリー素材の写真で代用してますが、
大川さんのように中の人になりました。
ちょっと怖かったですね。
というのも、湿度も高かったし、気温も30度を超えていたので。
いや、体力も自信ないし、健康診断では、体重が少なすぎて要注意だったし、
大丈夫か私・・・。
前日から、心配で眠れないし、ネットで中の人のバイトの体験談を読んでみると、
なかなか壮絶で、気軽に、言ったもののやりこなせるか自信がなくなってきてました。
そもそも、子供たちが会社を訪問するときに、ゆるキャラで、お迎えしたらいいよねという話が持ち上がったのです。
提案はしたものの、借り出しを申請するときにだれが着る?ということになり、
だれも手を挙げる者のいない状況のなか。
「背の低い人がいいらしいよ。やってみる?」
事務室にいる男性従業員が部長に目を合わせようとしない中、
部長から、直接、言われまして。
これって冗談??内心、部長の意図がわからないまま、
「ほかにやる人がいなければ、いいですよ」
冗談ですよね。と返しました。
その軽口が本心と受け取られたようなのか、都合よく受け取られてしまい。
気が付けば志願したようなことになり、電話で受け取りの日取りを決めていき、
あれよあれよという間に、出演が決まってしまったという。
体力さえ、あればいいか・・・あれ?そういう問題だろうか???
と思ったんですけどね。
背の低い男性だっているのにな。
と思いましたけど。
中の人になってみるのもいい経験かもしれないと思ってしまって。
自分の体力に自信がなかったものの、興味のほうが勝ってしまって、
受けることになりました。
家族には、また自分のこと考えずに何してるの。
と呆れられました。
まあ、一番ダメなところなんですよね、
私の性格の中で、安請け合いっていうのが。
ここは反省するところだなって後から思いました。
前日にかぶった印象は、とにかく熱い。
頭部が異常に重たい。
大川さんの着ているようなもので、頭が大きくウレタンなのかな?
密閉性があって目のところが視界なんですが、大きさからいうと直径10センチほど?
の円が二つ。
頭部を被ると視線は、ややななめ下に向けないと
(斜に構えた感じ)見えない。
視界は、その目から見えるところだけなので、
目と目の間にだれかが直進してきてもまったく気づかない状態です。
他の角度でも、ほとんど見えませんけどね。
なので、自分の置かれている状況もわからなければ、柱とかも近くまで来てから、ああ、ここにあるんだ。って感じ。
実際、バスできた子供たちをお見送りした時に
手を振りながら、手を差し伸べてくる子供たち一人一人に握手していったのですが、
何人かは、抱き着いてきたらしいのですが、まったく気づくことなかったです。
胴体も固いウレタンのようなもので、包まれていまして、直接体には、当たっていなかったこともあるのでしょうが、視界には、抱き着いてきた子供たちは全く見えなかった。
頭を固定するため脇から安全ベルトを装着して、体と頭部を固定するため
装着するときは、2人がかり。
一度付けたら、そこから、暑さとの勝負になって体力を奪われるため付き添いの人と
ぎりぎりまで、上半身は、くま。頭は、人間。
という不審者状態で、夢を壊さないように倉庫近くでひたすら待機してました。
見学の説明をしている社員が、なぜか、気が利かなくて。
いつもより余計に話を延長してしまって。
登場時間を過ぎても、見学説明が終わらないため、
頭部を2回ほど、つけたり、外したりで、それだけでも、無駄に体力消耗。
その時点でどれぐらいの時間が過ぎたかわかりませんでしたが、あとで聞いたところによると3.40分は、話していたということらしいです。
この時ばかりは、空気読んでよ~~となりました。
分かりますけどね。
子供たちの感激した声を聞いたら、いつもより多めにしたくなるでしょうけどね…。
ただ、私もそこらへん、性格を読んでまして、
出演時間が、本来
「11時15分から、待機して、(つまり着ぐるみ着ておく)装着したらすぐに、一緒に(最後の説明)見学を聞いて、最後お見送り。バスの近くで、乗り込むまで、手を振り続けて」
第一指令。(課長の案)
(それって、後ろ何時終了だよ。言ってないじゃん、バスが来るまで。そして立ち去るまでって、12時ぐらいか?そうなると45分。いやいや、長すぎでしょ。
ネットでバイトしていた人の感想ブログじゃ、45分が限界って。鼻血出したり、
意識なくしたり、って。それも、20代の若者談。これは、やばすぎる。
どうにかして、短くせねば)
当日、部長に話をした。
「たぶん、5分ぐらいやで」
という、段取りを知らない、部長の言葉で、危険を感じて、
「いや、11時15分から登場で、20分以上説明を一緒にクマの状態で、聞くように言われていますが、体力的に持つか不安です」
「え、そんな説明受けてんのか?」
「はい。そんなに長くは無理です!!!」
「そうか、大変や。よし、最後プレゼントを渡すときに登場にしよう」
(よし!!しかしまだ、気は抜けない)
と、部長が、変更を提案してくれたことにより、時間的には、11時30分ぐらいからの登場に予定が変わった。
そして、私は、1階の倉庫の近くの荷物置き場で、待機。
そこにも11時15分頃なって、また刺客が。
というより、気の小さい男性社員が、やってきて、
「もう準備しといたら?」
やはりな。この人は30分や、1時間前から、準備するタイプの人。
分かるけどね。
今回は、時間が大事なんだよ!!
ウルトラマンのように、装着時間が限られてんの!!
もって、30分が限界なんだから。
待ってる間に消耗したら終わりなんだよ!!
で、声出せないでしょ。SOSが!!
それに、脇に固定されている頭部は、自分で外せないんだから。
よく考えて!!!
って、声にしたいけど。
分からないだろうと思って。
「え~~~~、まだいいですよ~~~」
とぼやく形にしておきました。
ふ~~~~~、。
で、どうにか最後まで、やり切りました。
ほんと暑かったし、怖かったよ。
子供たちの前で脱げないってことだから、
終了時間大事!!
なんでも、終了時間を見据えて行動しましょうね。